総評
第1回コンクールへの多数のご参加、ありがとうございました。
おかげさまで、告知・募集期間が短かく、一時応募フォームに不具合があったにも関わらず、多くの作品が集まりました。
ただ、今回の入賞作品は2点のみとなります。
というのも、ご提出していただいた作品は、「読書感想文」ではなく「書評」であるものが多く、「読書感想文コンクール」の趣旨に沿わないものが多かったのです。
「読書感想文」と言うからには、「その本を読んでどう思ったのか」「何を考えたのか」「その本が自分にどのような影響を与えたのか」などの要素が、最低限含まれていなければなりません。
トップページにも「募集要項を満たした『読書感想文』であれば、あとは皆さんの自由です。」と書いているように、「読書感想文」であることと、募集要項を満たしていること、つまりは「形式」が満たされていれば、”当コンクールでは”、その具体的内容に制限はなく、特定の価値観を求めることもありません。
その本を読んで、何か感じるところや得るものがあったということが伝わり、それがまた別の人にその本への感心を喚起するものであれば、須らく、入選の選考対象となります。
提出して頂いた「書評」には読んでいて面白いものも多かったですし、ご要望があれば「書評枠」を設けることも可能です。
ただ、「読書感想文」と「書評」は別物であるということは、次回コンクールのためにも、ここで明言させていただきます。
最優秀賞
●南 奏多「人とつながるための『言葉』」(三浦しをん『舟を編む』)
※クリックすると別ウィンドウが開いて入賞作品を読むことができます。
※掲載作文の著作権は当コンクール主催者にあります。無断での転用・転載を禁じます。
優良賞
●アサシン「子どもと『生きる』という言葉」(細田守『おおかみこどもの雨と雪』)
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