総評
第2回コンクールへの多数のご参加、ありがとうございました。
おかげ様で、前回を大きく上回る数の作品が集まりました。
また、前回コンクールでは、「読書感想文」ではなく「書評」であるものが多く、「読書感想文コンクール」の趣旨に沿わないものが多かったのですが、今回は「読書感想文」の体裁を満たした作品の割合が高く、非常に有意義な回となったように思います。
さて、今回の入賞作品は4作品となります。
上位2作品からの最優秀賞の決定に難航しましたが、「その図書を読んで何を感じ、考えたのか」、「その読書が自分にとってどのような意味を持ったのか」ということが、どれくらい伝わってくるかという点から決定しました。
また、激励賞作品は、まさに「ミニマムな読書感想文」となっており、「読書感想文とはなんぞや」と思う方の参考になる作品かと思います。
ぜひ4作品を読み比べて、味わいの違いを楽しんでください。
最優秀賞
●津山周「人生のおわりを支えるもの」(カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』)
※クリックすると別ウィンドウが開いて入賞作品を読むことができます。
※掲載作文の著作権は当コンクール主催者にあります。無断での転用・転載を禁じます。
優秀賞
●千夏2018「君の膵臓を食べたい」(住野よる『君の膵臓をたべたい』 )
※クリックすると別ウィンドウが開いて入賞作品を読むことができます。
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優良賞
●ダークラテ「もう、優しそうだねって言わない」(辻村深月『パッとしない子』 )
※「大人の読書感想文コンクール」作品集に収録されています。
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奨励賞
●藤井絵里加「それぞれの普通」(村田沙耶香『コンビニ人間』 )
※「大人の読書感想文コンクール」作品集に収録されています。
※掲載作文の著作権は当コンクール主催者にあります。無断での転用・転載を禁じます。